僧侶的  いま・ここ

仏教とは、仏の教え、つまり、ものの見方の事                 【禁】複製・転載

棺の中

棺の中に何を入れたいですか?



三角頭巾、手甲、脚絆、経帷子、六文銭、杖などのいわゆるの旅装束・死装束は、あまり見なくなってきたように思います。
パジャマ姿、普段着、あるいはお気に入りのお召し物で旅立つスタイルに変化してきています。


そして、棺の中には様々な物が並びます。
大切な思い出の写真、表彰状、ぬいぐるみ、本や手紙・・・生前、口に出して言えなかった言葉や思いもあるでしょう。
また、地域の文化で、蝋燭、マッチ、米、箸、お茶や茶菓子等々。


最近では、そのまま火葬できる副葬品が販売されています。
木製のゲートボールセット、釣具セット、日本酒やビールセット等々があるようです。


昨今は、生花祭壇が流行です。
お別れの際、献花する形で、参列者がその花を棺の中に納めます。
むしり取られた多くの花が、遺体を埋め尽くします。
・・・でも、花にも命があるだろうに。


そういえば・・・
母親の棺の中に、万札の束を入れた社長さんがいました。
酒好きの父親の遺体に、ビールと四合瓶の酒をかけた家族がいました。




あなたの、最期の持ち物は何ですか?



MEMO

1、副葬品の規制
燃えにくい物・・・厚い本や雑誌類、スチール製品、陶磁器、果物
破裂するおそれのある物・・・ライター、電池類、缶詰
溶けるおそれのある物・・・メガネなどのプラスチック製品、ガラス製品

2、骨葬

3、散華
葬儀・法事


14 Comments

Comment

最後に入れてほしいもの

弊社が担当した葬儀にこんな感動の葬儀がありました。
亡くなったのは50代のお父さん。家族は妻と大学生の一人娘。最後のお棺への花入れが終わったとき、娘はお父さんに「くちづけ」をしました。回りに同級生も含め大勢の会葬者がいましたが恥らう事なく行った行為(好意)でした。

最後に棺に入れるもの・・・それは「真実」ではないでしょうか。愛であったり、感謝であったり、または憎しみであったり、怒りであったり、それぞれが持つ真実の気持ちが込められるのだと思うのです。
亡くなった時本人はそれが読み取れるかはわかりませんが、沢山の愛を感じたいものです。
2007/07/29(Sun) 10:13:09 | URL | ボス [ Edit]

自分の最後に何をいれてほしいかな…?
そんなことを考えていたら、どれも大切なものばかり。
大切なものは、この世にまだまだ残っていてほしいから…
「煙草」ぐらいなら持って行っても許してくれそうかな?
2007/07/29(Sun) 15:45:30 | URL | 白蓮華 [ Edit]

 何でしょうね。
今なら…子ども達の涙をひとしずくずつかしら?
2007/07/29(Sun) 18:10:10 | URL | tokorin [ Edit]

ボスさん

愛情表現が苦手な人のために 散華を渡しております。
ありがとうの一言でもお書きになられては、と。
2007/07/30(Mon) 16:40:27 | URL | 慧 [ Edit]

白蓮華さん

三年前、煙草をやめました。今は、線香の煙を楽しんでおります。
2007/07/30(Mon) 16:44:54 | URL | 慧 [ Edit]

tokorinさん

とても素敵です。
最期を考える事で、今、大切にしなければならないものが明らかになります。
お子様達の健かな成長を祈念致します。
2007/07/30(Mon) 16:55:16 | URL | 慧 [ Edit]

移り変わってるんですね・・・

昔の方は死に装束を自分で縫ってたという話をよく聞きます。なるほど、そういうことも移り変わっているんですね・・・・

ちょっと違うかもしれませんが、母方の叔父が亡くなった時、遺族の前で斎場のスタッフがお風呂に入れてくれたのは遺族としても有難かったですね。

ちゃんと頭を洗って、体の隅々まで丁寧に・・・・癌でやせ衰えて亡くなった叔父が「ああ、ええ気持ちや・・・極楽、極楽!」と言い出しそうで、みんなで思わず拝んだのを覚えています。

ちょっとお話の趣旨とそれちゃったかな・・・どうもすいません。
2007/08/04(Sat) 13:15:10 | URL | ひろみつ [ Edit]

考えたことなかったです。。。

初めて書き込みます。
米国の地で眠りたくないので、日本の実家のお墓に入れてもらえれば、、、と考えておりましたが、中身ですか。。。

このまま行くと入れるだろう人がアメリカ人なので、アメリカではどのようにするか旦那に聞いてみたところ、日本と同じで、家族が入れたいものを入れるそうです。お棺の変わりに車を使用する人もよくいるらしいです。こちらは殆どの方が土葬を選ぶようで、基本的にはスペースに埋めれるサイズだったら何でも良いそうです。

お守りと家族の写真かな、、、家族らも感じとして写真を入れそうな気がします。
2007/08/04(Sat) 14:06:08 | URL | アラモ [ Edit]

私はできれば何もお棺の中には入れて欲しくありません。
棺に入れるということは、私と一緒に燃やしてしまうわけでしょう?
できれば、こちらの世界に留めておいて「あの人、こういうの好きだったよね」と懐かしんでもらう方が嬉しいかも。

その点、思い出はいいですよね。
私がどれだけあちらの世界に持っていっても、きっと家族とも友人とも分け合えますから。
2007/08/04(Sat) 23:40:12 | URL | 陽菜 [ Edit]

ひろみつさん

自らが、装束を準備する事で、生死を見つめていたのでしょうね。
最期のお風呂の事をを湯灌<ゆかん>と言います。
2007/08/05(Sun) 07:32:37 | URL | 慧 [ Edit]

アラモさん

週に一度程度の更新ペースです。
坐禅や接心についても、書きたいと思っているのですが・・・文章で伝える事は難しいなと、痛感しております。
棺の代わりの車とは、驚きました。



2007/08/05(Sun) 07:40:33 | URL | 慧 [ Edit]

陽菜さん

私も、何も要らないと、考えております。
むしり取った花々を詰め込んだ棺をみて、今回、問題提起をしてみました。
2007/08/05(Sun) 07:44:40 | URL | 慧 [ Edit]

そんなコトを言っていましたが・・・

先日はコメントを書かせていただいてありがとうございました。
今も自分のお棺の中に入れて欲しいものは無いのですが、
先日、ウチで飼っていたウサギが逝ってしまいました。
その際、もう無我夢中でウサギの棺・・・ダンボールだったのですが、その中に彼の好物だった野菜や草を入れてしまいました。

今、振り返ってみると、棺の中に入れるという行為は死んだ人の意思では無く、残った人の気持ちなんだというのは、今になってですが分かった気がします。
死んでもなお、その魂が永遠であって欲しい、安らかであって欲しいという願いであり、祈りなのですね。(ウサギの死ごときで分かった気になるのもヘンですが・・・)

愛しているものが亡くなるというのは、自分があちらへ行った時、にぎやかになるだろうなと思う反面、今はつらい時間でもあります。
2007/08/19(Sun) 00:45:45 | URL | 陽菜 [ Edit]

陽菜さん

つらいお別れでした。
その中で、学びを得た事は、大きな糧となるでしょう。

葬儀の場において、むしり取った花だらけになった棺の中を見、その花は、本当に必要なのだろうか?と、疑問を感じております。
棺の中を、故人の意思と遺族の思いだけで、一杯にしたいものですね。

2007/08/19(Sun) 07:15:36 | URL | 慧 [ Edit]
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